本事件は,ホテル内で知り合った外国人を自室に招き,懇談の際に睡眠薬を飲まされたものと推測されます。
【事件概要】
1 10日(水)午前,マプト市内のホテルに宿泊中の被害者(短期旅行者)は,同ホテルで朝食を済ませた後,前日に知り合ったばかりのアンゴラ人を自室に招き,二人で懇談した。
2 懇談の最中,被害者は何らかの手段を用いて睡眠薬を飲まされ,昏睡状態となった。
3 夕方,ホテルの従業員が昏睡状態の被害者を発見。当館館員立ち会いのもと,病院にて検査を行った結果,薬物(睡眠薬)反応が出たため,中和剤を点滴し意識が回復した。
4 翌11日(木),荷物検査を行った結果,現金(ドル(米)及びランド(南ア)で合計邦貨約15万円)や携帯電話,カメラ等の金品が強奪されていた。
在モザンビーク日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成