仮に強盗に遭遇した際には、抵抗せずに身の安全を第一に考えて行動してください。
昨今、ジャカルタ中心部・タムリン通りのトランス・ジャカルタ停留所(Sarina駅など)へ向かう歩道橋付近、およびホテル・インドネシア・ロータリーの歩道橋付近にて、邦人から白昼強盗被害の報告が相継いでいます。主な手口は以下の通りです。
1 歩いているところを、犯人グループ(複数人)の1名が足を掴む。
2 驚いた被害者の隙を見て、他の犯人がポケットから財布やスマホを奪取。
3 付近のミニバスを利用して犯人は逃走。
つきましては、ジャカルタ市内の移動に際しては、なるべく自動車を使用するようにし、やむを得ず徒歩で移動する際には、改めて以下の点に特に留意の上、周囲に警戒を怠らないようにしてください。
また、強盗に遭遇した際には、相手は武器を持っている可能性が高いので、抵抗せずに身の安全を第一に考えて行動してください。
1 外出する際、できるだけ貴重品は持ち歩かないようにする。持ち歩く際にも、腰回りのポケットには貴重品を入れず、鞄に入れる等の対策を行う。
2 歩道では鞄を車道の反対側に持ち、たすき掛けにするなどして鞄を体の前方に保持する。
3 歩行中には鞄や携帯電話など所持品に常に注意を払う。歩きスマホは注意力が散漫になるため、安全な屋内に移動して通話するよう心がける。
在インドネシア日本国大使館領事部
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成