パンチクラ及びチャンディーガルでの事態は沈静化に向かっていますが引き続き注意が必要です。デリーのハイアラートは解除されましたが,グルガオンのハイアラートは継続中ですので,引き続き注意して行動してください。

 

 
1 25日,パンジャブ州の宗教指導者が起こしたレイプ事件に対する有罪判決がハリヤナ州パンチクラ(Panchkula)の裁判所で下され,同指導者の支持者多数が,パンチクラ及びチャンディーガル(Chandigarh)で暴動を起こし,報道によれば,31名死亡,250名以上が負傷したとのことです。両地区の事態は沈静化に向かっているようですが,引き続き注意が必要です。

 
2 同宗教指導者は,ハリヤナ州ロータック(Rohtak)に所在する拘置施設に移送されました。ロータックでは,警察及び軍による厳重な警戒が行われておりますが,今後,新たな暴動が発生しないとも限りませんので,最大限の注意が必要です。

 
3 当館からデリー及びグルガオンの警察に確認したところ,本日,特段の暴動等は確認されておらず,デリーではハイアラートが解除され,通常警戒に戻っているとのことでしたが,グルガオンでは引き続きハイアラートを発出しているとのことです。

 
4 つきましては,本件抗議活動は日本人や外国人をターゲットとするものではありませんが,何れに地域においても,不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の治安情報の入手に努め,市役所や裁判所などの公共の施設,商店街,ビジネス地区,市場,駅,幹線道路など多数の人が集まる場所には可能な限り近づかないようにし,周囲の状況に一層の注意をはらうなど安全確保に十分注意をしてください。

 
在インド日本国大使館

 
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成

 

 

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