「ジュネーブ・フェスティバル」の開催に伴う注意喚起

８月３日から同月１３日までの間，レマン湖沿岸において、ジュネーブ・フェスティバル（Fêtes de Genève）が開催され，期間中で約200万人の人出が見込まれます。

１ジュネーブ・フェスティバル概要

（１）開催日時
平成２８年８月３日（木）から同月１３日（日）までの間

（２）混雑が予想されるイベント
花火大会～８月１２日（土）午後１０時開始

２　交通規制・渋滞情報（寿府州警察発表）

祭り期間中は，湖岸沿いの道路を中心に通行止め等の交通規制が行われ，また著しい交通渋滞が予想されます。

（１）通行止め

ア　８月４日（金）～８月７日（月）各日１９：３０～

【湖岸沿い道路一部通行止め】
ウィルソン通り，モンブラン通り，ギュスターブ・アドール通り及び各通りに隣接した道路

イ　８月１１日（金）１９：３０～８月１４日（月）５：００

【湖岸沿い道路全面通行止め】
モンブラン橋，フランソワ・ヴェルソネ通り，ウィルソン通り，モンブラン通り，ギュスターブ・アドール通り，ジェネラル・ギゾン通り及び各通りに隣接した道路

（２）交通渋滞

８月２日（水）１９：３０～８月１４日（月）未明の間は，上記規制時間帯以外でも，湖岸付近道路で著しい交通渋滞が予想されます。

（３）高速道路出口（Ａ１，Genève-lac出口）の閉鎖

・８月４日（金）１４：００～８月７日（金）６：００
・８月１１日（金）１８：００～８月１４日（月）６：００

３　防犯上の注意点
　
例年，人込みに紛れた「すり」が多発しており，被害者の注意をそらすため複数で犯行に及ぶ手口が見受けられます。
以下は，警察発表の「お祭りに出かける際のチェックポイント」です。

（１）泥棒に狙われないよう，人混みの中で財布や現金を出す際，特に屋台で買い物をするときは，周りによく注意しましょう。

（２）カバン，財布，携帯電話などは，肌身離さず携帯し，極端な人混みは避けましょう。「汚れがついていますよ」等と言って被害者に近寄り，そのすきに財布などの貴重品を盗む手口がはやっていますので，十分御注意ください。

（３）不必要な現金は持ち歩かず，デビットカードなどの御利用をお勧めします。

（４）車を駐車したら，車に鍵をかけたか，窓は閉まっているかを確認し，車内には貴重品を残さないようにしましょう。また，車内に重要書類や予備鍵などを置かないようにしましょう。

（５）人混みの中でお子さんが迷子になった場合に備え，親御さんの連絡先を持たせるようにしましょう。

※祭り会場最寄り警察署
パキ警察署（Poste de Paquis）～24時間対応
所在地：Rue de Berne 6（コルナバン駅のレマン湖側）

４　テロへの警戒

野外に不特定多数が集まる場所（空港，ショッピングモール，イベント会場，観光施設，花火大会等）はテロの標的となる可能性が高いため，お出かけの際は周囲の状況に注意を払うよう努め，万が一実際に銃撃・爆発事件に遭遇した場合でも，被害を最小限に抑えるため，以下の予防措置・対処法を参考としてください。

●予防措置

（１）退避ルートを確認する

（２）隠れられる場所を確認する

（３）常に周囲の状況に注意を払い，不審者や不審物を見かけたら速やかにその場を離れる。

●対処法

（１）爆発音・銃撃音を聞いたら・・・
その場に伏せる。頑丈なものの陰に隠れる。

（２）事件現場に居合わせたら・・・
周囲を確認し，可能であれば，銃撃音等から離れるよう速やかに，低い姿勢を保ちつつ，安全なところに退避する。

在ジュネーブ領事事務所

出典：外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成