パソコンを携行して飛行機に搭乗する場合は,あらかじめ充電をし,また念のため電源コードも一緒に携帯するなど,検査を求められた際はすぐに電源がつくような処置をお願いします。
1.状況
(1)7月25日,グアテマラから米国経由で日本へ帰国しようとしていた邦人グループ3人が,アウロラ空港から出国しようとしていたところ,空港職員が同グループの1人に対し,手荷物抜き打ち検査を実施。
(2)手荷物内に入っていたパソコンを発見し,検査しようとしたところ,充電切れになっていた。また,電源コードは預け入れ荷物内に入れてしまっており,最終的にパソコンを点検することはできなかった。そのため空港職員は同パソコンを不審機器と判断した。
(3)パソコンを携行していた邦人は,予定していたフライトの搭乗を拒否され,結果として翌朝7月26日朝のフライトに搭乗。フライト変更手数料及びグアテマラシティのホテル1泊分の料金は,邦人側が負担することとなった。
2.現状と対策
(1)最近になって米国政府は,セキュリティ強化の一環として,米国発着のフライトに搭乗する乗客の,電子機器手荷物について検査を強化するよう,世界105カ国の政府に向けて要望しています。
(2)スマートフォンより大きい電子機器については,今回の事案のように電源がつくか求められ,つかない場合はフライトを拒否される恐れがあります。
(3)みなさまにおかれましては,パソコン・タブレット等を携行して飛行機に搭乗する場合,あらかじめ充電をし,また念のため電源コードも一緒に携帯するなど,検査を求められた際はすぐに電源がつくような準備をお願いします。
在グアテマラ日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成