同虫を発見した場合には、素手で払ったり、潰したりしないでください。もし、体液が皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い流し、冷やした上で皮膚科医の診察を受けることをおすすめします。
報道によれば、最近火傷のような皮膚症状を訴える患者が増加しています。
原因は、アリガタハネカクシ(体長7mmほど)という昆虫の体液に含まれるペデリンという有害物質で、これが皮膚に付着すると、2時間程度でかゆみ、発赤、水ぶくれが生じ、やがて火傷をしたような痛みに変わります。
水田地帯や川岸などの湿潤な場所に生息している昆虫ですが、夜間、光に誘われて飛来し、家の中へ侵入することがあり、見つけた際には素手で払ったり、潰したりしないように注意してください。
もし、体液が皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い流し、冷やした上で皮膚科医の診察を受けることをおすすめします。
アリガタハネカクシの画像はこちら(外部リンク)
https://en.wikipedia.org/wiki/Paederus
在セルビア日本国大使館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成