ロシアのテロ・治安詳細情報.001

 
ハバロフスクへ観光目的での旅行をお考えの皆様へ

本記事では日本国外務省にて紹介されているハバロフスクの治安情勢をご紹介致します。

 

 


犯罪発生状況

統計上の犯罪発生総件数はほぼ横ばいですが,依然として強盗やひったくりなどの重要犯罪が発生しています。また,過去には同地において邦人が被害となった事件も発生しました。

このほか,同地方を含むロシア極東地域は,ロシア国内の他の地方に比べて薬物事件の発生件数が多く,薬物中毒者が引き起こす事件に巻き込まれないように十分注意する必要があります。

 


犯罪危険地帯

インツーリストホテル周辺

同ホテル周辺は,過去に邦人被害の強盗事件が度々発生しており,当地警察でも「特に危険な地帯」として認識されています。特に夜間は周辺が暗いため死角が多く,一段と注意が必要です。

 

「文化と休息の公園(レーニン公園)」内

同公園内は,起伏があり樹木も多いことから周りから死角になる場所も多く,また,酒を飲んでいる者なども散見され,日中でも注意を要する場所です。

 

ハバロフスク駅周辺

旅行者は多額の現金を持ち歩いていることが多く,さらにその土地に不慣れであることから,犯罪者にとって格好のターゲットです。駅を出る際には,後についてくる不審な者がいないか注意する必要があります。

治安当局によれば,犯罪グループはハバロフスクとウラジオストクでシベリア鉄道に乗車する外国人旅行者にねらいを定め,お互いに連絡を取りながら到着を待ち,その後強盗などの犯行に及んでいるとの情報もあります。

 

ハバロフスク空港

過去に邦人被害の置き引き事件が発生しています。荷物から目を離すことがないように注意してください。

また,国際線及び国内線の空港ターミナル出口では,航空機の到着時間に合わせて多くのタクシー運転手が待ち受けていますが,その多くはいわゆる白タクです。白タクを利用し犯罪に巻き込まれることがあるので,その利用は控えてください。

 

中央市場内

市場は通路が狭く,買物客で常に混み合っています。スリや置き引き等の被害に遭わないよう,常に周囲と携行品に気を配りながら行動する必要があります。

 


オートバイ等によるロシア国内横断旅行

2012年5月,オートバイでロシア国内を旅行していた邦人男性が,ザバイカル地方(ハバロフスク地方とイルクーツク州の中間に位置)において夜間テントで就寝中,強盗に襲われて殺害される事件が発生しました。また,自動車を運転中に悪路で自動車が転覆し,運転していた邦人男性が負傷する事故やオートバイで旅行中の邦人男性が事故加害者となった上,骨折などの怪我を負う事故が発生しました。

ロシア国内をオートバイや自動車で旅行する場合は,安全運転を心がけることはもちろん,旅行者は犯罪者の格好の標的であることを念頭に,身の安全を第一に行動するようにしてください。

 


 
当地での滞在を満喫するためにも、まずは「自分の身は自分で守る。」という意識を持ち、安全対策には万全を期してください。

 
出典:外務省ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=178)

 

 

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