韓国保健福祉部疾病管理本部は、鳥インフルエンザの予防対策を呼びかけています。
5日、農林畜産食品部は、済州市内において採取された鳥インフルエンザウイルスがH5N8型高病原性インフルエンザウイルスであることが確認されたと発表しました。これに伴い韓国政府は警戒レベルを「警戒」から、最も高い水準の「深刻」に引き上げしました。(高病原性鳥インフルエンザウイルスは、伝播力が強く、感染した鳥類の致死率が高いと言われています)
報道によると、済州市内の梨湖洞、老衡洞、朝天邑、涯月邑に所在する農家に対する検査を行ったところ、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ているとのことです。これらの地域を含む養鶏場等への訪問は自制してください。
韓国保健福祉部疾病管理本部は、鳥類との接触が少ない一般国民の感染の可能性は「非常に低い」としながらも、予防対策を次のとおり呼びかけています。
(1)畜産農家などの訪問を自制し、消毒措置にご協力ください
(2)鳥などの死体に接触しないでください
(3)手を30秒以上洗い、できる限り手で目や鼻、口を触らないでください
(4)畜産農家を訪問したり、鳥との接触があった後、10日以内に発熱や、咳、のどの痛み等があれば、保健所または1339に連絡ください
また、報道によると、5月27日以降、道内の五日市場において、鳥インフルエンザに感染した可能性がある烏骨鶏が販売されたとのことです。
これに関連し、済州道は、5月27日以降に道内の五日市場にて烏骨鶏を購入された方に対し、家畜防疫機関(1588-4060または064-710-8531)に連絡するよう呼びかけています。
在済州日本国総領事館
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成