感染症スポット情報:ブラジルにおける黄熱の流行(その8)
(黄熱流行地域に渡航・滞在する際には、
【ポイント】
●ブラジルでは、引き続き黄熱が流行しています。今回新たに、
●世界保健機関(WHO)は、
●ブラジルの黄熱流行地域に渡航・滞在する際には、
1 ブラジルにおける黄熱の発生状況
(1)世界保健機関(WHO)は、
(参考)WHOによる黄熱リスク地域(英文)
○2017年4月4日に拡大された黄熱ワクチン接種推奨地域
http://www.who.int/csr/don/04-
○2017年1月27日に拡大された黄熱ワクチン接種推奨地域
http://www.who.int/csr/don/27-
(2)ブラジル保健省は、
報告数 確定数 調査中 黄熱ではなかった数
○南東部
エスピリト・サント州 758例(88例) 203例(61例) 338例(13例) 217例(14例)
ミナス・ジェライス州 1,592例(225例) 479例(165例)228例(17例) 885例(43例)
リオデジャネイロ州 76例(6例) 11例(3例) 24例(2例) 41例(1例)
サンパウロ州 368例(45例) 17例(7例) 135例(2例) 216例(36例)
○北部
アマパ州 5例 0例 2例 3例
アマゾナス州 4例 0例 1例 3例
トカンチンス州 21例 1例 3例 17例
ロンドニア州 9例 0例 6例 3例
パラ-州 47例(6例) 4例(4例) 13例 30例(2例)
○中西部
ゴイアス州 71例(5例) 0例 25例(2例) 46例(3例)
連邦区 42例(7例) 0例 4例(2例) 38例(5例)
マット・グロッソ州 5例 0例 3例 2例
マット・グロッソ・ド・スル州 5例 0例 2例 3例
○北東部
バイーア州 29例 0例 10例 19例
マラニョン州 15例 0例 2例 13例
ピアウイ州 2例 0例 2例 0例
パラーバ州 1例 0例 1例 0例
セアラ州 4例 0例 1例 3例
○南部
リオグランデ・ド・スル州 24例 0例 6例 18例
サンタ・カタリーナ州 19例 0例 5例 14例
パラナ州 31例(1例) 0例 16例(1例) 15例
※()内は死亡例数
最も多くの感染者が報告されているミナス・ジェライス州では、
(3)2月1日、米国疾病管理予防センター(CDC)は、
(参考)
米国疾病予防管理センター(CDC)(英文)
https://wwwnc.cdc.gov/travel/
2 黄熱について
(1)感染経路
黄熱は、黄熱ウイルスに感染した蚊(ネッタイシマカ等)
(2)症状
通常3~6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、
(3)治療方法
特別な治療法はなく、対処療法が行われます。
(4)予防
黄熱は、黄熱ワクチンの接種により予防することができます。
また、
黄熱については、
(参考)
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/
厚生労働省検疫所
http://www.forth.go.jp/useful/
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成