在留邦人の皆様
4月8日(土)より、ストラスブール大聖堂正面にあるメルシエール通り(Rue Merciere)にて、車両の突入を防ぐ為のコンクリート製のブロックが置かれ、テロに対する警備強化がされております。
ストラスブール市役所関係者の発表によれば、今回の措置は、県庁の指示に基づくものであり、ストックホルムで発生したショッピングセンターにおけるトラック突入テロ事件の発生状況を踏まえ、現時点では具体的なテロ等の情報は把握していないものの、観光客等が集まる大聖堂での同種事案を防止するため、復活祭の連休前に当該ブロックを速やかに設置したとのことです。
なお、ブロックによる警戒措置の期間がどれだけ継続するのかは現時点では未定とのことです。報道状況については、以下のホームページをご参照ください。
http://www.20minutes.fr/strasbourg/2047259-20170410-strasbourg-plots-beton-poses-urgence-devant-cathedrale-passe
また、別の治安当局からの情報でも、現時点ではストラスブール周辺における具体的なテロの危険性は確認されていないとのことですが、復活祭の4連休では、大聖堂とその周辺において礼拝に出る信者や見物客等の増加が予想されます。
このため、当該地域についてもテロの対象となる可能性があることから、上記のブロックによる警戒のほか、治安当局による市内の宗教関連施設に対するパトロールなど厳重な警備措置を講じられているとのことです。
皆様方におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、引き続き十分ご注意のほどをお願いいたします。
出典:外務省海外旅行登録「たびレジ」提供情報を加工して作成
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