クアラルンプールでの日本人の犯罪被害事例のご紹介

 
クアラルンプールへ観光目的での旅行をお考えの皆様へ

本記事では日本国外務省にて紹介されているクアラルンプールの日本人の犯罪被害事例をご紹介致します。

 

 

(1)窃盗

(ア)置き引き

空港,ホテル,飲食店等において,見知らぬ人物から声をかけられ,そちらに気をとられている間に,傍らのバッグなどを盗まれる手口が横行しています。更に喫茶店などでは,歓談中,空席や椅子の下に置いてあったバッグをいつの間にか盗まれるケースが,またビュッフェ・スタイルのレストラン(ホテルの朝食時が多い)では,席を外した僅かの間に,座席に放置したバッグが盗まれるケースが多発しています。被害者は,「ちょっと目を離した隙に・・・」と口をそろえて言いますが,この「ちょっと・・・」が狙われる隙です。

(イ)ひったくり

突然走り寄ってきたオートバイの男らに持ち物をひったくられるケースが,クアラルンプール市内等の都市部で頻発しており,特に女性の被害が増えています。さらに,これにより転倒し,または引きずられて怪我を負うこともあります。

危険回避策として,バッグなどは車道側に持たずに,たすき掛けにし,また,特に女性は単独行動を避けつつ,日頃から自らが標的とされていないか,周囲を確認しつつ行動することが肝要です。

(ウ)スリ(集団スリ・警察官偽装スリ)

マレーシアではスリ被害も多数発生しています。発生場所はバス車内,電車内,駅構内,デパートのエスカレーター等,人が密集する場所が狙われます。中には複数で犯行に及び被害者の周りを取り囲み,作為的に混雑状態を作り上げ,被害者や周囲の人々に気付かれないように犯行に及んだり,また警察官を名乗り職務質問名目で財布を預かって被害者が気付かない様に一部の現金を抜き取る手口もあります。

同様の被害を避けるには,人混みを出来る限り避けつつ,トートバッグ等の蓋やチャックの無いバッグやズボンのポケット等,被害に遭いやすい場所に財布等貴重品を入れない。バッグ等は常に自分の目に見える範囲で所持するとともに,人混みでは開口部等を手で押さえておく等,常に用心することが必要です。

 

(2)強盗

(ア)自動車強盗(交通事故を偽装)

走行中に後続車両から(軽く)接触され,事故処理のため路肩に停車し降車したところ,相手車両から降りてきた複数の犯人から暴行等を加えられ,車両を強奪される事案が度々発生しています。

高速で走行中に軽く追突された場合や,相手車両に複数の男性が乗車している場合は特に注意し,車両から降りる前に相手をよく観察し,少しでも不審点があれば,そのまま警察署等へ移動しましょう。

(イ)路上強盗

ひったくり等,都市部の路上では,金品目的の窃盗犯罪が多数発生していますが,犯人の多くは刃物等を隠し持っており,被害者が抵抗等する場合には,被害者が女性であっても容赦なく斬りつけてくることがあります。

この様な被害を避けるためにも,夜間の外出,単独行動は厳に慎む必要がありますが,万が一,同様の被害に遭ってしまった場合は,抵抗せずに身の安全を最優先することが重要です。

(ウ)昏睡強盗

観光地等で知り合ったばかりの人物と意気投合し,飲食を共にしていたところ意識がもうろうとなり,目覚めたときには所持品が無くなっているという昏睡強盗の被害も発生しています。睡眠薬等を入れた飲み物を勧めてきたり,レストランで食事中,トイレ等で中座した際を狙って,食べ物に薬物を混入させる等の手口です。

知り合ったばかりの人とは安易に行動を共にせず,食べ物を勧められた場合でも,不用意に口にしないことが大切です。レストラン等で食事中に声を掛けられた場合,中座等で一旦目を離したものは,食べない等の配意も必要です。

(エ)悪徳タクシー

マレーシアのタクシーは,料金メーターを使わない等概してマナーが悪いとされ,料金トラブル等も度々発生しています。中には人気のない場所へ移動し,乗客から所持品を強奪したり,乗客をそのまま監禁・誘拐し,身代金を要求する事案まで発生しています。

タクシーで移動する際は,単独での乗車を避けつつ,なじみの運転手を呼んだり,ホテル等からメータータクシーに乗車する等し,流しのタクシーは出来る限り避けることをお勧めします。

 

(3)詐欺

主な事例を以下のとおり紹介します。このような犯罪に巻き込まれた場合は,直ちに警察へ通報するとともに,在マレーシア日本国大使館等,最寄りの日本の在外公館にも連絡するようにしてください。

(ア)振り込め詐欺(国際送金詐欺、ロマンス詐欺)

日本人(主に日本在住の女性)が,インターネットを通じて外国人異性(主に欧米人と称する男性)と知り合い,その人物から,電話で,「あなたに会うために日本を訪ねようとしていたが,経由地のマレーシアで警察に捕まってしまった。釈放には保釈金が必要だ」「あなた宛に小包で送った現金がマレーシアで税関当局にひっかかり,その関税を振り込まなければ現金を没収されてしまう」などと懇願され,代金を銀行の海外送金サービス等を利用してマレーシアに送金してしまうというものです。

パターンはいくつもありますが,外国人異性をはじめ,全ての登場人物は,犯人グループが作り上げた架空の人物です。「すぐにお金を振り込んで。」というせりふに惑わされないよう留意し,くれぐれも「振り込め詐欺」の被害者にならないようにしてください。

(イ)いかさま(カード・トランプゲーム)賭博

日本人旅行者が「いかさま賭博」に誘い込まれ,所持金を巻き上げられる被害が発生していますが,マレーシアでも決められた場所以外での賭博行為は犯罪です。

典型的な被害例は,クアラルンプール市内の繁華街(KLCC,中華街,ブキ・ビンタン通り等)を散策中,見知らぬ複数の男女に言葉巧みに話しかけられ,「自宅」と称する民家に誘われてトランプ・ゲーム(ブラック・ジャック)に巻き込まれた結果,金品をだまし取られるというものです。

対策としては,外国にいるという開放感から気を緩めることなく,見知らぬ人からの誘いには,常に警戒心を持って応じ,決して曖昧な態度や隙をつくらないことが肝要です。また,万一トラブルに巻き込まれた場合は,危害を加えられる前に自らの安全を最優先させることが重要です。

(ウ)当選金詐欺

在留邦人や旅行中の邦人が路上にて無料のくじを引き,当選した高額賞品の手付金と称して現金等を欺しとられる事案が複数回発生しています。

典型的な被害例は、路上で企業キャンペーンの無料くじを引くように声を掛けられ試したところ、「高額賞品が当選した」として「事務所」と称する場所に連れ込まれ、複数の人物から過去の当選者の写真が掲載された新聞記事やパンフレット等を見せられた上で言葉巧みに信用させられ,手付金として数千リンギをだまし取られたり,手持ちの現金がない場合は,クレジットカードで金を購入させられて,そのままだまし取られるというものです。

 


 
当地での滞在を満喫するためにも、まずは「自分の身は自分で守る。」という意識を持ち、安全対策には万全を期してください。

 
出典:外務省ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=017)

 

 

投稿者:

Medici

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